会社経営をやってきて
商店ぐらいの規模の時にトップが中々できないことの一つに
「変えるときは大きく変える」
という事が中々できないように思います。
中途半端にやっていける成果がでてると色々な事が頭によぎる上に、ある防御本能がはたらきます。
まず頭によぎるのは
今より悪くなったらどうするか?(これはある意味心配はした方がよいです。が この心配が打ち勝つと成長は掛け算ではなく足し算で進むしかなくなる)
そして、組織が変化に対応しなく不平不満などがでたらどうするか(これは逆にこのままという選択すると時間を伸ばすだけ余計に酷くなるだけで、手をつけられなくなります)
そして、トップの頭によぎるのは最大の防御本能は自分が大変になる事。。
商店の場合、おおかたトップもプレーヤーな事が多いです。そうすると、そもそも自分が大変になるから選択しないという事が多くなる
「本来は言ってるだけが楽だよね」
と不満が出そうなトップの方が組織にとって正しい選択をひきやすくなるはずです。
問題は不満が出ないような信頼関係つくりながら「言ってるだけが楽」な存在に自分がなれるかというところが成長の第一歩目だったように思う。
幸いな事に、私の場合
改革しようと思ったら
「やるよ」
と決めれば、実行してくれる自分の仲間達が沢山いてくれたので前に進めてきました。
むかし、尊敬してる経営者の社長室にいると
社長が幹部陣を社長室に呼び
耳打ちすると凄い勢いで会社が変化したり企画が進んだりするのをみて
「おーーー、すげーー、これが企業だよな」
と憧れたのを覚えてます。
当時は二十代前半で何かやるにしても全部自分でやっていたので
早く信頼関係でつながっている組織をつくりたいと心から思ったのを鮮明に覚えています。
社長といえ答えを持っているわけではないので決める事が大切
1番後悔するのは上手くいくのではないかと思っていたことを実行しなかった時は後悔が物凄く大きくなる
ダメなら戻せばよいだけです。
やらなかった時間は戻せないので1番後悔が大きくなる。
そのためにも経営する上で決断するには短期的な視点ではなく中期的な視点を必ずみながら小回り効く組織を作る事が大切なんだと思います。
さて、来期に向けて変える事を決めていきます。