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Channel: 株式会社nobitel社長 黒川将大のブログ
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何故僕らのような業態の独立がうまくいきにくいのか?

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アメリカから戻りました。色々見たい業態なんかもあったので見学行きましたが

本当は携帯無くさなければ現地でフットワークよく色々な方と会えたはずが。。。勿体無いことしました。

そのかわり本は沢山読む時間があったので、何年振りかというぐらい本ばかり読んでいたような気がします。

ちょっと来期に向けてやりたいことのイメージが固まってきたのでアウトプットしないと劣化しちゃう。
誰かに会社で話そう

今日の夜は店長選挙の発表もあるのでお楽しみに!!


とその前に今日は題名にもあった事を小出しにしていこうと


僕らみたいな業態をやってる人には興味を持ってもらえるかもしれないし、経営してる人でも視点が増えるかもしれない

どこまで書くかは気分次第なのであしからず笑笑

僕らみたいなリラクゼーションサロンやストレッチ業態もしくはパーソナルトレーニングや美容室だったりネイルサロンだったり

「個人にお客様がつくモデル」

をやってる業態は技術の内容関わらず同じ傾向があるはずなんですが

「自分の会社から独立した人の成功率」


悪くありませんか??

そして、「個人で修行して起業した人」

もっのすごーーーくお客様がついてるのにもかかわらず伸びないと思いませんか??更に所得も手残りが圧倒的に悪くて実質使えるお金で換算すると勤めて店長とかやってた時の方が所得も休みも良かったりしませんか?流行ってたりしたら予約が振れないので風邪もひけない精神的なプレッシャーは相当なはずです。

そもそも技術ができるようになったレベルで起業したら、お客様が全く来なくて勤めてる時よりも所得も悪いし休みも取れないなんて状況に陥ってませんか?

多分、個人で独立した九割以上の人は同じ状況なはずです。色々なチェーンの社長と話しているとそれ以上かもしれない

更に言えば、残りの数%の人もあって話してみると自分がなんでうまくいけたのかは理解できてない

なんか偉そうな感じで書き出しましたが私も経験して少し経ってから自分がなぜ生き残り展開できたのかってのが分析できたので無理もないと思います。

この「個人にお客様がつくモデル」は経営に対する考え方が飲食業態や物販業態とは全く違う視点を持たないと

何を経営の軸にするのかというのが大きく変わってしまうんです。

だから他業態から参入すると「怖さ」が大切な事を見誤らせるんだと思います

当然、業種や近似業態からの参入は灯台下暗しで余計にわからないと思う。

ちなみに心の底から弊社の幹部陣も理解してるかはわからないけど(-。-;  (頭では理解できてるはずです)

という事で、まずは気付くにあたって経緯から読んでもらえると想像がつきやすくなるので読んでみてください。

ちなみに何処までモデル的なものを書き出すかは気分次第なので、読んでみてこれじゃわからないって書き終わりかもしれないのでご勘弁を

えー

僕らの会社は自分自身が修行した自動車販売業態から起業しております。
その後紆余曲折ありリラクゼーションのサロンを30歳の時に出したわけですが

最初に異業種参入した時に
「技術」に拘りたいという当たり前の想いがあり、ある素晴らしい技術者と組むことが叶い出店にたどり着きました。

あえて名前はあげません笑笑(色々無鉄砲な人なので)今でも技術者としては超一流だと思う。

で、その技術を広げようと思い店舗を出すわけですが


1店舗目は僕の地元
八王子の北野という乗降者数3000人ぐらいだったかな?の駅の改札横に出店しました。

ここの店舗は地元でも有名な潰れては消え潰れては消えという店舗で

僕らがオープンした時もお客様から

頑張れよ!
何年持つかな?

など声をかけられるぐらい改札横といっても立地が良かった店舗とは思えませんでした。

何故なら改札横のはずなのに見えなかったからです笑笑

更に坪数の切り方が48坪という大箱

もうびっくりな坪数

こんなでかい店舗に何人雇用するんだよってぐらいの大きさです

これが新業態の初一号店て言うんだから今から考えたら馬鹿のやることです笑笑

しかし、これが偶然の賜物で将来色々気付く理由になった大切な経験でした。

当時は雇用難といわれる昨今のような環境とは異なる二十年前のことです

それでも僕ら弱小企業に来てくれるような奇特な人は少なく求人ではとんでもなく苦戦し資金を湯水のように投入してきました。

オープンの工事の途中では個室を作ったは良いが入り口が狭くてベットが入らず

軽鉄を作っていたにもかかわらず、一度全部崩してやり直しなんて笑えないハプニングも起こり

社員には言えなかったが死ぬほど資金繰りに苦労していた新規事業でした。

その新規事業立ち上げる
さらに四年前に大失敗した新規事業の借金7000万円を返し切った直後だったのでビビるなんてもんじゃなかったのは記憶に新しい

「なんで小さな店舗」でやらなかったんだろうか?

やってから悩んだりもしてました。


1年もするとなんとか店舗にもお客様がついてくださり
利益もでる状況になると、1店舗で経営してる不安定さに気付くことに

一人休むとお客様の予約をお断りしなければいけないことになるので信頼を失うことになるわけです

なので、多店舗化はやらなければいけないことでもあり、やりたいことでもあったので躊躇はしませんでした。

運良く2店舗目の物件

京王電鉄さんから声をかけていただき18坪の念願の坪数の店を手にできることになる

最初のスタートダッシュは京王電鉄さんいなければ今日のうちはなかったぐらい当時の担当の方には感謝しかない

そこから7店舗ぐらいまでは勢いよく行きました。
(運の良いことにバカだったせいでベット数が4台以下の店でやる事はなかった)


しかし、ここまでの話しにヒントが結構含まれてるんです。

まず、ここまで中々たどり着かない

1店舗の利益が出ない
1店舗から次に繋がらない

他社との差別化やオリジナルティーなど色々な本を読み取り組むけれどもうまくいかない

なんならお客様来てるはずなのに上手くいかない
こんなこと有り得るの?ってぐらい死ぬほど忙しくて絶望感ある人もいるかもしれない


それは「事業の肝」の把握の問題


そして、更に7店舗から先進まない方達も多いと思います。

多くは財務の問題と求人の問題そして内部体制の在り方の問題

この三つが組みたたないと7店舗から先進めば進むほど地獄が待ってます。(7店舗というのは店舗数より雇用人数の方が影響大)

7店舗から先は業態関係なく大きな問題は皆さまほとんど同じようです。不思議と業態関係なく似たような事件が起こるので不思議です
これは人の人数が集まると起こる集団心理による統計的な出来事なんだと思う。
その中にいると各自が自分たちの会社特有なことだと思い込むんですが、ほぼ同じ人数抱えてる会社は同じことが起こってるように感じます。
簡単な話、集団心理にハマってるに過ぎないって事です。

解決の仕方は100店舗以上出店してらっしゃる経営者の方は皆さん独自の乗り越え方があったと思います。

なので、その前のステージ

そもそも伸ばして大丈夫な業態に仕上がってるかって事の方が特有なんだと

なので、個人にお客様が一対一でつくモデル特有な事に関して更に掘り下げて次回のブログに書いていきます。

長くなったので今日はこの辺で


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