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Channel: 株式会社nobitel社長 黒川将大のブログ
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入社式のスピーチの話し

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大阪の入社式も終わり東京に戻ります。


空港でアイスコーヒーにしようかホットにしようか迷いながら注文したら


「アイスコーヒーのSサイズをホットで」


と頼んでしまい、笑いを堪えながら対応してくれたレジの女性に気の利いたフォローもできずに何もなかったかのような対応でコーヒーを持ち帰りました。


優柔不断は命取りです笑





さて、入社式で話した事を文字起こし的にブログに残しておきます。


あくまでも社員向けです。。。




入社おめでとう御座います。


これから一緒に働けるのが楽しみです。

僕も一度新卒というのを経験した事があります

とくに「やりたい事」や「夢」のようなものは経営者になりたいだけで内容は具体的に決まっていなかったので、振り返ると


人見知りをなおす

人と仕事ができるようになる


という治療目的の就職だったように思います。


当時の僕は特にできることもなく、得意なことも頑張ってきたこともない

ありきたりな学生以下だったように思います。


今日、新入社員の皆さん伝えたいことは


「やりたい事」や「夢」などはなくても全く問題ないよ

という話をしたいのです。


僕はできない事を治すために就職し、気がついたら営業ができるようになっていました。


出来ることの延長で会社をつくり、さらに始めた事業を伸ばしていたら、もう少しできる事が増えてきたことに気づき少しだけ背伸びして新たな挑戦したい事を見つけそれに取り掛かってきたのです。


気がついたら30年もの月日を経営者をやり続け



夢やビジョンなどという大それたものを大声張り上げて話している自分が今ここに立っているわけです。


初めから夢やビジョンがあったならカッコよかったのですが、そんな出来すぎた話ではなく


出来ることの延長にやりたい事を見つけて目立つくらいのレベルまで頑張ってみたら更に新たなやりたい事を見つけてきた


それの繰り返しだったように思うのです。


二十数年しか生きてきていなく見る世界も狭かった学生時代に夢や目標を固めなくてよかったなとも思っています。


変に社会をよくわかっていないのに決めてしまった事で「ビジョン」「夢」に縛られてしまい視野が広がらなかったなどという事が起こらなかったので今から振り返ると僕は良かったのかなと思えるのです。


若い時から世の中を変えるようなミッション持って社会に出てくる天才が僕から見たら輝かしくて羨ましい。


しかし、決してそんな人ばかりでないのが現実だと思います。


というか90%以上の人が僕みたいに特に決まっていないのが普通なのだと思う。


特に決まってないという人は目立つくらいの結果が出るまで出来る事を極めていってみてください。


早咲きの人も不器用で遅咲きの人もいるとおもいます。しかし結果咲けばなんの問題もないのです。


そして、人から必要とされるような「目立つくらいの出来る事」を積み上げていった先に

「やりたい事」

の光が見えてくるでしょう


そんなものだと思います。


そして、社会にでると理不尽なことや矛盾が沢山起こります。


この会社でもです。


会社でも社会でも


あなたの為に会社があるわけでも国があるわけでもないのです。


あなたに満足がいく仕組みを作ると、あなたの隣にいる人が矛盾を感じたり理不尽さを感じたりするのです。


経験し考え学ぶと知識や知恵がつきます。


矛盾を納得できるようになったり、理不尽な事を少なくするような知恵が出てくるようになります。


なるべく多くの人が楽しく働けファンのお客様が増えていただける環境とはなんなのか?


「考える力を養いましょう。」


理想を明確にし課題を乗り越え続けるのが仕事だと思うのです。


課題を嫌だと思い乗り換えるのをやめると成長が止まりなんの仕事をしても同じレベルまでしかいきません。


明るく楽しくゲームのように課題を共に乗り越えていきましょう。


そして魅力的な組織をみんなで作っていきましょう!



以上スピーチでした



えー、これをアドリブで話したので全部きちんと喋ったか記憶にございませんが笑

記録として残しておきます。








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