今の時代
流れる時間のスピードが20年前と比べると、とんでもなく速くなっている
ここスペインは数年前と殆ど変わらないが(笑)
私が起業した頃は、携帯がミニモとかが出て来たばかりでインターネットもこれからという時代だった。
そんな環境なので、情報が入ってくるスピードも遅く
仲間内のコミュニケーションとるのもメールは使いにくいし、端末のスピードも遅いので便利とは言い難かった。
なので、コミュニケーションといえば膝を付き合わせて会話するというベタなもので
良いことも、悪い事も散々話し合って来た。
いつからなのか記憶が確かではないが、バタバタ倒産する企業などが増えて来た時期があり
当時は不況だからなのだと思っていたが、今から考えると情報のスピードが速くなったので事業が劣化するスピードも速くなったのだと思うようになった。
その為、企業は昔の10倍以上の速さで変化しないと2、3年で朽ち果ててしまうのではないかというほど
20年前よりも変化に強い企業の方が更に生き残れる時代に変わって来たんだと思う。
良い時は利益を貯めるのではなく、全力で次の時代を見越して変化を掴み投資する。
悪い時は投資をせずに激しく変化する。
結局のところ永遠に止まってはいけないという事
そこで、大切にして来たことがある
良い時に変化する時も悪い時に変化する時も、一緒に働いている仲間がいてこその変化だという事
企業の身体の大きさが大きくなってくると、社長側にも仕方がないからとか、人に依存しないシステムで解決しなきゃいけないとか、そんな気持ちが出てくる
しかし、シンプルに考えると
どんなに企業の身体が大きくなっても、お客様、私も含めて働いている人は人であり
システムやWEBはスピードを上げたりシンプルにしたりと、それの効率を上げるに過ぎないのだと思う。
WEB系のサービスがなかった頃は
常に自分の身体がない場所、離れた場所で働いているスタッフに電話いれたりするのが大切だった。
自分の体のある場所は何とかなるものだ
離れた場所にいる仲間とのコミュニケーションをとるのが昔は非常に難しかった。
今はSNSなど考え方を知るツールもある
ツールを使っても取れないコミュニケーションは今でも会うしかないと思う
いや、しなければいけないのではなく会って色々感じたいのだ
自分の会社で一緒に働いている仲間がどんな顔して働いているのか知らないのは怖いというより違和感しかない。
リアルな店舗もWEBもカルチャーの原点は人の織りなす雰囲気
結局のところ血の通ったコミュニケーションというのは1番大切な芯であり、会社の身体の大きさによって難しくなってきたコミュニケーションも
諦めるのではなく工夫してコミュニケーションがとれる、顔が合わせられる仕組みづくりが大切なのだと思う。
そう考えると私のスケジュールの時間の多くは社内に向けられるようになってくる
その時間配分が大切
自分が外にでて新しい何かチャンスを掴んできても、一緒にやるメンバーがいなければ話にならない
という事で、1月から店長面談がはじまります
とくに新しい事が始まるわけではないです(笑)
取締役やマネージャーは今年やりましたので、社員の皆は誕生日食事会で話ができたらと思います。
私達の会社はお客様がファンになってくれて初めて成立する。
そこで頑張っている皆んなと、たわいもない話をする事で自分の会社の雰囲気が知れると思うのです。
社員の個人面談は350人の時まではできましたが今年から難しくなりました。
これからは海外の社員とのコミュニケーションのタイミングも考えていかなければいけないので
毎年試行錯誤しながら進んでいきたいと思います。
人事部と総務の皆さんよろしくお願いします(笑)
後、来年はもう少し店舗も回ろうと思います。
新規出店も少し落ち着いてきたので^_^
何が言いたいかといえば、どんな立場であろうが自分の時間の量と質はかけた内容に比例するという話です。
自分の時間配分を来年から更に見直していこうと思います。
内容濃い一日にしていこう