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Channel: 株式会社nobitel社長 黒川将大のブログ
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田代取締役編

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田代取締役編


入社してから十六年目の田代取締役。

彼は洗車のアルバイトで入ってきた。

正直、過去全てのスタッフの中で一番死んだ目をしていたと思う。

全てにおいてヤル気の無いフリーター?という感じの印象

逆に彼を見ていて怖かった(笑)

こいつ生きていけるのかなって

昼飯の弁当食べながら、よく話していた事がある

『度胸あるよなー。そんな何にも考えないでいて将来怖く無いのか?』ってね

俺だったら将来が怖くってたまらないよってね。

よく聞き返されていた。

社長凄いっすねー。怖くないんですかってね。

俺からしたらお前の方が度胸あるよって(笑)だってみるから破滅に向かってるのに涼しい顔してるんだから

しかし、会社は火の車の時のアルバイトだったので、仕事は過酷を極めていた。

忙しい中で気がついた事があった。

あれ?きょうちゃん頭良いな。

話していても、仕事を頼んでも頭の回転が早くて素晴らしかった。

よくよく聞いてみると小学生の時にソロバン日本一だか二位だか?あれ?暗算だったけな

まぁいいか(笑)

本人曰く小さな頃は天才だったらしい(笑)

今でも会社の中で一番頭の回転ははやいだろうな。

何だか気付いた時は原石見つけた気がしたね。

しかし、周りの評判は最悪だったね

社員にしようとした時も全員反対だったし(^_^;)

それでも
ある時から仕事に対する態度がガラッと変わってきた。

社長!俺も営業ってやってみたいんですけどってね

スポンジが水を吸う勢いってこんな感じだろうってぐらい頑張ってくれるようになる。

朝方まで働いて。

夜中から陸送費がもったいないからって皆んなで車を千葉まで持って行き、帰りに飯を食べたら陸送代より高かったなんて馬鹿な事を一緒にしながら

必死だったけど楽しかった

実は田代取締役には仕事を手取り足取り教えた記憶が殆ど無い。

俺の商談をパーテーションの後ろで聞きながら覚えたりしながら成果を残してきた。

俺の話してきた事や拘りも近くで聞いて実践してきた印象だ。

逆に手塩にかけて育てようなんて俺自身がおごった考えをもって接してきたスタッフは皆んないなくなった

不思議なものだ。

そして感謝しているのが
あまり全て書けないが、俺自身が追い込まれた時も自分から責任を取りに行き、その後もリカバリーを頑張ってくれた事もある。
自分を犠牲にできる芯の強さは何よりも頼りになる。

会社の紆余曲折を俺自身の近くで一番見てきた取締役でもあるしね。ここからの担当事業の飛躍で更に力をつけてほしい。

今はテニス365の取締役をお願いしているが、ここが一番重要なタイミング。

これからもよろしく。。




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